HR Report

折込チラシに関する調査レポート

調査の目的

採用活動を行う中で、求職者に対し幅広いアプローチ方法が存在するが、今回は折込チラシによる求人訴求の期待できる効果について市場調査を実施する。

東京都内でも郊外にあたる地区や地元住民との関わりの高い地域においては、折込チラシによる求人訴求効果は現在も一定数、応募が見込まれる事が予測され、インターネットを用いたweb集客よりも限定的なエリアに情報を訴求することが出来るため、より求めるターゲットに低コストで情報を訴求することが出来る。

本調査では、折込チラシを受け取ったあとの地域住民の行動から、実際に求人に応募したことのある人口の比率、特定のアクションに対しての理由を探る。

調査対象者概要

【性別】男女

【年齢】20歳~59際

【居住地】茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県

【職業】会社員(正社員)、会社員(契約・派遣社員)、専業主婦、パート・アルバイト、無職

【サンプル数】200

【調査方法】インターネット調査

【実施年月日】2024年4月15日~2024年4月16日

監修者

株式会社Revive代表
熊野拓人

法人向けにインフラ系商材の電話営業を行い、キャリア内で全国売上No.1の販売代理店において新人賞を3ヶ月で獲得。営業人材の育成、営業業務の代行を主軸に2021年株式会社Reviveを設立。2年で計100名以上の営業組織を構築し、50社以上の営業プロジェクトに携わる。後に動画やWebにおけるクリエイティブの制作から採用支援サービスを開始。現在では採用計画の立案から、一次面接の代行までを請け負う総合的な採用支援活動を行い、中小企業を中心に約50社以上を採用成功に導く。

株式会社Revive代表
熊野拓人

法人向けにインフラ系商材の電話営業を行い、キャリア内で全国売上No.1の販売代理店において新人賞を3ヶ月で獲得。営業人材の育成、営業業務の代行を主軸に2021年株式会社Reviveを設立。2年で計100名以上の営業組織を構築し、50社以上の営業プロジェクトに携わる。後に動画やWebにおけるクリエイティブの制作から採用支援サービスを開始。現在では採用計画の立案から、一次面接の代行までを請け負う総合的な採用支援活動を行い、中小企業を中心に約50社以上を採用成功に導く。

調査結果サマリー

インターネット広告と比べ高い視認率が予想される折込チラシは、ポストにある事を発見してから、約75%の人に内容を確認されていることが判明。

実際に折込チラシから商品購入や店舗への来店をしたことのある人数は比率は約40%。

求人応募に至ったことのある人数の割合は20%と想定していたよりも多く、広告手法として一度試してみる価値は十分にある。

実際に応募した人に聞く応募理由は「近かったから」が50%を超え、「条件が良かった」が次いで43%

掲載内容としては、企業の特色や研修制度の充実よりも、物理的な距離や条件面であてはまる人物像へのアプローチが有効的であるため、ペルソナ像を幅広く設定しニーズがある人物に対して、新規で認知を獲得する為の手法である事を理解した上で活用することが重要であると言えるだろう。

調査結果詳細

Q1 折り込みチラシをポストで発見した時、どのような行動をとりますか?

  • 必ず内容をみる:15%
  • 見出しが気になる場合のみ読む:42%
  • 多くの場合、内容を読まずに無視して捨てる:26%
  • 他の郵便物を探しながら一緒に捨てる:8%
  • その他の行動をとる:10%

コメント
折込チラシの内容を読んでいる人の割合が57%、中身を全く読まない人が43%と半数以上の人が内容自体の把握はしていることが判明。

Q2 折り込みチラシをきっかけに店舗への来店や商品の購入を実際にしたことはありますか?

  • はい、何度もあります:21%
  • はい、一度か二度あります:17%
  • 応募はしていませんが、興味を持って情報を調べたことがあります:8%
  • 見ることはありますが、応募まではしません:32%
  • すぐに捨ててしまい、見ることはありません
    または来たことがありません
    22%

コメント
全体の38%がチラシから店舗や商品の申込み経験があり。

Q3 折り込みチラシから求人に応募をしたことがありますか?

  • はい、何度もあります:8%
  • はい、一度か二度あります:12%
  • 応募はしていませんが、興味を持って情報を調べたことがあります:8%
  • 見ることはありますが、応募まではしません:47%
  • すぐに捨ててしまい、見ることはありません
    または来たことがありません
    24%

コメント
商品購入や店舗と比較して、応募率は減少傾向にあるが、それでも約2割りの人が折込チラシから求人応募の経験があると回答。

Q4 折り込みから求人に応募をした理由は?

  • 給与や待遇が予想以上に良かった:43.9%
  • 勤務地が自宅から近く、通勤が便利だった:56.1%
  • 仕事内容が目分の経験やスキルにびったり合っていた:26.8%
  • キャリアアップやスキル向上の機会がありそうだった:14.6%
  • 会社の場や企業文化に共感した:12.2%
  • 締切が迫っており、急いで応する必要があった:9.7%
  • 掲載されている写真やデザインが魅力的で興味を引かれた:7.3%

コメント
チラシの掲載内容よりも、メリットを正しく伝える事の方が重要。
デザインやコピーにこだわるよりも、場所や条件で選定する人が多数派。
一般的な求人媒体のデータとは大きく異なる結果。

Q5 折込チラシから求人に応募しなかった理由は?

  • 給与や待遇が自分には合わなかった:32.7%
  • 勤務地が遠すぎるまたは、通勤に不便:16.3%
  • 仕事内容が自分の経験やスキルに合っていなかった:23.6%
  • 求人の情報に不信感を持った:13.6%
  • 応募プロセスが複雑そうに見えた:6.3%
  • 既に別の求人に応募中であった:5.4%
  • その他:20.9%

コメント
チラシの掲載内容よりも、メリットを正しく伝える事の方が重要。
デザインやコピーにこだわるよりも、場所や条件で選定する人が多数派。
一般的な求人媒体のデータとは大きく異なる結果。

Q6 求人の折込チラシのどのような点があなたに内容を確認する動機を与えますか?

  • 自分が関心のある職種や内容:40%
  • 興味を引くビジュアルやデザイン、色使いなど:11.5%
  • 明確な給与額や雇用条件:25.5%
  • 地元企業や知っているブランドであること:11%
  • ワークライフバランスや福利厚生が詳しく記されていた:10%
  • 特典やキャンペーンの告知:8%
  • その他:33%

コメント
求人応募に至らない最大の理由は条件NG、次いで経験などの見込み求職者以外へのアプローチによるNG。
折込チラシの内容よりも、単純に求めていたか否かの方が要素としては大きい。

Q7 折込チラシの話題を家族や友人と話したことがありますか?

  • はい、よく話します:6%
  • たまに話題に出します:10%
  • ほとんど話しませんが、興味深いものは共有します:12%
  • 家族や友人にあてはまりそうなものは話す:8%
  • ほとんどまたは全く話しません:65%

コメント
関心のある職種や内容、明確な給与額の提示などが上位にあることから、条件ベースでの求人に対して、あてはまる人からの支持が多いと推測される。

Q8 家族や友人からチラシの話題に触れられたことがありますか?

  • はい、積極的に内容を話しかけられます:6%
  • たまに話題に出ることがあります:12.5%
  • ほとんど話しませんが、一度や二度聞いたことがあります:14.5%
  • 家族や友人からその種の話題は振られません:32%
  • 私の家族や友人は新聞チラシを使用しません(お断りの張り紙を貼っています):35%

コメント
約30%の人が、自分ではなく家族や友人に対してチラシの内容について話した経験があると回答。
また、家族や友人から話をもらうケースも同様に30%程度。

株式会社Reviveについて

株式会社Reviveでは「誰もが粋がる心躍る世界へ」を理念に掲げ、企業の採用、販促活動を支援しています。

企業の形が多様化する昨今において、企業の強みをどこに置き、どのようにそれを打ち出すのか?社会が求めているものは何か?を様々な視点から検討し、共に汗を流しながら支援します。

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